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バーエンドミラーの取り付け方法



【鱗から目シリーズ バーエンドミラーの取り付け方法】

皆さんはちゃんと目から鱗を落として下さいね(笑)
鱗が落ちるほど大層なおはなしではないので、軽〜く読み流してもらえればと思います。



ご自身でバーエンドミラーを取り付けたものの、走行中に回ってしまったり、
手で簡単に回ってしまったりしている方、多いのではないでしょうか?

『こんなもんだ』と言われ、諦めていた方必見!!

もちろん何もしなくてもしっかり固定されているバーエンドミラーも御座いますので、
『簡単に回ってしまう』と言う方だけ見てもらえればと思います。


前にファイター日報でも軽く書きましたが、今回は私が行うバーエンドミラーの取り付け方法をご紹介します。
ですので、工具の有無で出来る出来ないになってしましますが、
これを機会に工具を用意してもいいのではないでしょうかね。


バーエンドミラーが回転してしまうには理由がありまして、
それらの理由を解決していく事により、バーエンドミラーが回り難くなります。




1: クランプ力不足

多くのバーエンドミラーは22ハンドルと1インチハンドルの両方に対応させる為、
ハンドルバーとバーエンドミラーの間に変換カラーを用いています。



この変換カラーが曲者で、上画像を見ると切り口がくっ付いているのが分かると思います。
この切り口がくっ付いてしまうと、ミラーのクランプネジを締めてもそれ以上強くハンドルバーを咥えられませんので、
この切り口をカッターで広げます。





切り口を広げました。

ハンドルバーにクランプした時に切り口がくっ付かない程度で構いません。







2: 摩擦力不足



ハンドルバー、バーエンドミラー、変換カラー、それぞれ比較的滑らかな表面をしており、
その滑らかな表面のまま取り付けても、バーエンドミラーの重量を保持する摩擦力は生まれません。

そこで、ハンドルバー、バーエンドミラー、変換カラー、それぞれのパーツに凹凸を出す事で摩擦力が生まれ、
バーエンドミラーが固定させるのです。

ハンドルバーとハンドルバークランプにスリットが入っていますよね。
それと同じ理屈です。

凹凸を入れる方法としまして、





スプリング式のポンチを使います。
頭にはおもりが付いており、このおもりを引っ張って放すと、バネの力でポンチが叩かれるとゆうわけです。

凹凸を作る以外にも、ドリルで穴あけ前の位置決めに使う事で、
ドリルの刃が滑って違う位置に穴があいてしまうのを防ぐ事が出来たりと、
今後、何かしら自身で作業する場合には持っていて損はない工具かと思います。





ハンドルバー全周を叩いていきます。





次いで、変換カラーの外側、内側に凹凸を作ります。
変換カラーの外側はハンドルバーと同じくポンチで凹凸を作ります。
(ハンドルバーに付けて作業するとポンチの力が逃げなくて作業しやすいです。)
また、内側をポンチで凹凸を作るのは難しいので、内側はカッターでクロスハッチを作ります。
(赤いラインの様なX状の傷を付ける)





最後にバーエンドミラー内側にもカッターでクロスハッチを付けて、摩擦力不足は解消です!





いかがでしょうか?

正しい知識と取り付け方により、バーエンドミラーを確実に取り付ける事が出来ます。
この方法でかなり改善されたのではないでしょうか?!



もしこの方法でも回ってしまう場合は、
別の取り付け方法もありますので、ご依頼頂ければ作業致します。











G-zacでは様々なバーエンドミラーを扱っていますので、
ストリートファイター系、ユーロ系カスタムにお役立てください。





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